Midori2 バックナンバー 98/05-06

06/29/98 Voodoo2調整
 やっと環境の再構築も終わったので、Voodoo2のチューニングをしてみる。
 Voodoo2もVoodooのようにクロックを任意に設定できる。 Voodoo2の場合、
 標準は90だが、96で安定動作することが確認できた。
 FinalRealityでのOverall値は4を越える(詳細)。

06/28/98 HDD増設
 98が売れたので、早速メインマシンに手を加えることにした。 何に手を加えるか
 決めかねていたが、結局HDDの空きが少ない、特にCドライブ(起動ドライブ)の
 空き容量が0KBだったのでHDDを増設することにした。
 結構金に余裕があったので、9GB(もちろんSCSI)にしようかとも思ったが、あまり容量が
 大きいのも持て余すだろうから、ここは4.5GBの物を選んだ。
 物はIBM DDRS-34560W(UW-SCSI 7200rpm 4.5GB)。 数店見てまわったところでは、
 HDDはやはりツートップ博多店が一番安いので、そこで購入。
 今回はHDD増設と共に、総FAT32化という目的もあったため、HDDの中身を
 順次ずらしていく作業に追われた。 非常に時間がかかり、インターネット接続が出来る
 程度に環境が構成されたのは、作業開始後6時間以上経過していた。
 HDDの性能は、IBM DCAS-34330W より少し速いが、動作音がかなりうるさい。
 非動作時(待機時)は静かだが、Windows95起動時は特ににうるさい。
 だが、FAT32化の成果もあって、ドライブ容量にはかなり余裕が出来た。
 現在の総HDD容量は約10.5GB
 なお、以前98に内蔵していた640MOドライブをこのマシンに内蔵(2台目)。

06/23/98 3D Blaster Voodoo2 導入
 知り合いが交渉していたのだが、相手が2枚売りたがっていたらしく、そのうちの
 1枚を私が買うことになった。 まず見て判るのは、カードのサイズが長い。
 ミニタワーだとドライブベイまたはCPUと確実に干渉するだろう。
 出力される画像は、初代Voodooと何ら変わりはないが、
 ゲームでのフレームレート測定ベンチだとかなり数値が上がっている。
 ただし、FinalRealityだと大した差は出ない。 ゲームベースでの高速化が見られるので
 確実にVoodooよりVoodoo2の方が高速だと言える。
 まだバスに挿してドライバを入れただけなので、細かい調整はこれから。

06/21/98 Monster3Dの続き(訂正)&ビデオキャプチャカード
 先程気付いたのだが、昨日測定したのは常駐物がいくつもある状態だった。
 よってもう一度常駐物を解除してFinalRealityを動かしてみたところ、
 Overall値は3.85詳細)と出た。 ここに訂正しておく。
 さて、ビデオキャプチャカードを載せてみた。
 PCIバス用だがかなりヘボいようだ。 過大な期待はしていないのでまあいい。
 JustyブランドのJVC-01という名の製品だが、中身はLifeView製 Fly Video-EZ という
 製品と同等のようだ。 どうやらPCIバスが44MHzでも動いている様子。
 3DOからの信号はなんか同期が取れないようだが、サブマシンの映像は映った。
 AVI化してみるが、あまりうまく行かない。 まぁNetMeeting等のテレビ会議のような事で
 遊びで使うつもりなので、とにかく動けばいい。 CCDカメラもデジカメから無理矢理
 映しているので、どのみちコマ落ちはするのだ。
 しかし、今の所テレビ会議の相手はいない。(笑)

06/20/98 Monster3Dのチューニング&P2B BIOS更新
 実は、今まではMonster3Dはいい加減な設定で、あまりいじっていなかったのだが
 細かく調整してみた。 その結果、少しだけだが、いじる前よりも確実にFinalRealityでの
 数値が上昇した。 何でもやってみるものである。
 チューニングの結果、現在のOverall値は3.77詳細)。
 ベータ版のP2BのBIOSファイル(1005-2)があったので、これを入れてみる。
 TurboモードとHDDのS.M.A.R.Tの項目が追加されている。
 TurboはAGPのTurboらしいのだが、Enableにしてもパフォーマンスは全く変化しない。
 別にハングアップする訳でもなく、何の変化もない。 Millennium2では効果がないのか?
 普通、BIOS設定を変更すると変更後の最初のOS起動時にUpdated ESCD...と
 表示されるが、Turboモードを変更してもこの表示が出ない。 本当に機能しているのか
 どうか怪しい。 BIOS更新後も相変わらず133*2.5で安定して動いている
 ここ2週間ほど、一度もハングアップが起きていない。
 なお、Millennium2AGPのVGA BIOSも1.3に更新した。

06/16/98 98/Vで遊ぶ
 思い出したかのように、エプソンの98エミュレータ98/Vを入れてみた。
 相変わらず音はビープ音しかサポートしていないが、ゲームを含め
 大概のアプリケーションは動く。 しかし、ファイラーのHFは全く動作しない。
 FDは動く。 専用のビデオアクセラレータボードが無いため、描画はかなり遅いが、
 それでも286機に近い描画速度は出ていると思う。 ビデオ周り以外の処理は
 全体的に結構速い。 98/Vの世界はこちら

06/09/98 Graphics Aperture Size 128MB->32MBで・・・
 特に意味はないのだが、減らしてみたところレジストリが破壊されてしまった
 何とか復元できて事なきを得たが、何でこういう事になったのか原因不明。
 デフォルトは64MBだが、これだと一部のDOSプログラムが全く表示されないので
 通常は128MBに設定している。
 このマシンのオーバークロック耐性実験も終わり、十分に安定動作しているようだ。

06/07/98 外部133MHz 128MB 2枚挿し 3-2-2-2に落ち着く
 結局DRAM Idle Timer は 2T でも安定動作した。
 だが、やはりHDDがガリッと言った瞬間にマシンが止まることがある。
 頻度は週に1〜2回程度というところか。
 負荷をかけるために、MP3再生しながらIE4.01を起動してインターネットに接続した状態で
 ホームページビルダーでこういう文章を書くといった作業での動作状況を見ている。
 まぁここまでの負荷実験をやる人はいないだろうが。(笑) MP3再生は、CPUよりも
 ディスク周りに対する負荷の方が大きいようだ。

06/05/98 256MBでの動作チェック
 DRAM Idle Timerを8->6->4と減らしてみたが、今の所4Tで問題はないようだ。
 8Tの状態で2-2-2(-8)で動かしてみたが、保護エラーが出て起動中に止まってしまった。
 動かないとは言え、0Tの時には時折BIOSすら起動しないことがあった(2-2-2-0)のとは
 大違いだ。 DRAM Idle Timerの項目もかなり関係していると見ていいようだ。
 CAS等とは違い、DRAM Idle Timerを増やしても、Superπの計算時間はあまり変化しない
 ようだ。 しかし、今日BADさんの所で見たAopenのBXマザーにはこの項目はなかった
 10Tか8Tあたりで固定になっているのだろうか? あれだと、133MHz駆動には少し不安が
 あるかもしれない。 あとMA Wait Stateの項目も無かった。
 それと、SCSI周りだが、やはりCD-ROMを同期転送モードでストZERO2を動かすと
 リトライしまくるようだ。 非同期転送にすると何の問題もなくするすると読んでくれる。
 特に体感速度は変わらないので、外部133MHz時は非同期転送モードで動かすことに
 した。 そういえば外部83MHz時も時々CD-ROMの動きがおかしかったような気がする。
 まとめ: 今までの所、外部クロック133MHzで 3-2-2-4で安定している。

06/04/98 さらにPC100メモリ追加、しかし・・・?
 月曜に注文したSDRAMが到着した。 箱を開けてみると・・何々?
 LG電子製チップ搭載 7ns。 まあ普通のやつだ。 前のを抜いて挿してみると、133MHzでも
 動く。 SPD自動設定だと、CAS Latency=2 RAS to CAS Delay=3 RAS Precharge Time=3
 になる。 一応CL=2のようだ。 先に買ったWinbondのは3-2-2だったからCL=3だが、
 LGSのは後ろが-3-3なのが気になる。 ま、何にしても133で安定して動けば問題ない。
 3-2-2設定でWin95は起動し、数々の負荷チェックも問題ない。 CL=2なので、
 2-2-2設定で実験してみる。 Win95は起動し、やはり動作も何の問題もない。 OK。(笑)
 ここからが本番で、いよいよ2枚挿しになる。 3-2-2で起動してみると、Win95は普通に
 起動しπも問題なく終わるか・・と思ったところでπ52万桁が停止。 もう一度やらせると、
 52万桁は通った。 次の104万桁も一発でパス。 209万桁でまた止まったので、
 もう一度やるとパスした。 3-2-2だと、どうもぎりぎりで駄目のようだ。 試行錯誤の結果、
 RAS to CAS DelayとRAS Precharge Timeも 3T にすれば安定することが判った(3-3-3)。
 SDRAM MA Wait StateFast のままで問題ない。(BIOS設定およびSuperπの結果)
 この後、ストZERO2を起動してチェックしたところ、NOW LOADING...でCD読み込みを何度も
 (5回以上)リトライする現象が起きた。 これは、SCSIカードと外部クロックに起因する問題
 だろうから、SCSIカードの設定を見てみた。 安全のため、UW-HDDをUltraモード(20MB/s)
 に、CD-ROMドライブを非同期転送に設定したところ、その後は安定してゲームが動作した。
 さらに、FinalRealityを動かしたところ、最後の所で画面が停止してしまう。 SST_GRXCLKを
 57->56に下げたら、こちらもその後安定している。 どうもPCIバスのクロックが41.6->44.4に
 上がった後のPCI周りの動作チェックが足りなかったようだ。
 今の所、PCI Latency Timerは32で特に問題ない。
 メモリ1枚挿しの時は動く設定でも、2枚挿しだと駄目というのは昔からあることなので、
 設定を下げたことは気にしていないが、外部クロック133MHzで動いてくれたことに
 何よりも安心した。
 まとめ: Winbond 1枚時 3-2-2で133MHz可、LGS 1枚時 2-2-2で133MHz可、
      しかし同時に2枚挿すと 3-3-3で133MHz。
      外部133MHzはPCIバスがかなり厳しい(44.4MHz)。 注意。
 感想: 早く112MHz*?で使えるCPUが欲しい。(笑)
追記
 と書きましたが、これでもなお動作が怪しいのでさらに調査したところ、
 DRAM Idle Timer を 0T->8Tにしたら今の所安定しています。(3-2-2-8)

05/26/98 PC100メモリ到着、しかし・・?
 先週末に注文したSDRAMが到着した。 箱を開けてみると・・・何?
 Winbond製チップ搭載?(笑) 。 チップの型番(W986408AH-8H)からすると、8nsで
 本物のPC100対応品ではあるようだが、Latency保証(CL)は3だろう。
 あまりも期待せずにいきなり133*2.5(=333)で動かしてみたところ、やはり動く。(笑)
 どうやら当たりのようだ。 SPDで自動認識させると全部3に設定されるので、やはり
 CL=3のようだ。 83*4の時の最速設定のままWin95を起動したが、起動はするが
 πの桁を上げると止まるので駄目。 試行錯誤の結果、CAS Latency=3にすれば
 OKのようだ(BIOS設定)。 他は最高速でOK。 もちろんゲームが急に終わったりしない。
 πの結果も83*4に比べて速い。 Superπの結果はこちら
 何よりも、ブートまでの画面の進行速度が体感でわかるくらいに速い
 文字がどんどん表示され、いい感じだ。 Windows上での体感速度は変わらないが、
 何と言ってもBXマザーを正規の100MHz(over)で使っている満足感がある。(笑)
 外部133MHzの場合、AGP 88.6MHz、PCI 44.3MHz動作となるが、今の所
 拡張カード類に不具合は出ていない。 PCI Latency Timerは32(標準)に戻している。
 336MHz=112*3も試してみたが、こちらはどうやらCPUの限界らしく、
 色々試してはみたものの安定動作は望めなかった。

05/24/98 うちの56Kモデムの致命的問題
 COM2が使えなくなる。 これに尽きる。 仕方ないのでさっき56Kモデムはずした。
 COM2のデバイスを動かそうとした瞬間に必ずブルー画面になる。
 オーバークロックとは関係なく再現性のある現象だ。
 リソースの競合とかは無いんだが・・。 しかもモデム抜いたらちゃんと動くし。
 COM2をシリアルMIDIとデジカメのデータ転送に使っているため、致命的だ。
 やっぱ内蔵は駄目だ。 外付336だと当然のように33600で繋がるし・・。
 この外付だと9:1の比率で33600/31200で繋がので、またこっちを使うことにした。

05/23/98 56Kモデムの続き
 調べてみたところ、香港のHighTechというメーカーのRW-5600Vという製品であることが
 判った。 メーカーのサイトもある。 ファームウェアの更新ファイルが置いてあり、さらに
 V.90へアップグレードファイルまであった。 ファームウェアを更新してみたが、やはり
 38000で繋がるのは変わらない。 とか言っているうちに36000で繋がっている。(笑)
 まぁいい。 今の感じだと、5:3:2の割合で38000/36000/34000で繋がるようだ。

05/22/98 K56flexモデム導入、333MHz続報
 急遽話があって、中古でK56flexモデムを買えることになった。 どこぞの無メーカーの
 製品だが、値段が安いのでそういうことはどうでもいい。
 接続状況は・・回線品質が悪いのか、38000bps以外では接続しない。
 前のサン電子の336モデムは33600bpsで繋がっていたのだが・・。
 でも何か気のせいかちょっとだけ速いような感じがするが。(笑)
 内蔵型なので、今までよりもちょっとだけ電話線の取り回しが面倒だ。
 再度333MHz化したが、2度止まった。 HDDの音がした瞬間に止まったから、
 多分原因はSCSIカードなので(LXの時に経験有)、PCI Latency Timer を 48 PCI Clock
 変更した(変更前は 0 )。 それ以降は一度も止まっていない。
 initioのSCSIチップは、オーバークロックには向いていないのか、もしくはSCSIカード上の
 PCI to PCIブリッジの問題かも知れない。 どちらにしてもIOIのSCSIカードは
 オーバークロックには向いていないのだろう。
 ※83.3*4なので、PCIバスは同期41.6MHz動作

05/21/98 100*3.5は・・?
 前と同じくWin95起動途中で止まる。 単にCPUの限界が340付近にあるためだろう。
 取りあえず340位まで動けばいい。 この辺りだと133*2.5=333、112*3=336というのが
 選択肢になってくる。 やはりPC100が要る。(笑)

05/19/98 再び333MHz動作が可能に
 CPUクーラーにDORACO-P2を使っているが、これにはCPUとの接触面に正方形の
 熱伝導性シールのような物が貼ってある。 このシールをきれいにはがし、
 CPUとクーラーの両方にはみ出ない程度にシリコングリスをたっぷり塗って
 CPUに装着したところ、見事333MHz(83*4)で安定するようになった。
 後で知った情報だが、この方法だと通常の使い方よりも約5度も温度が下がるという。

05/18/98 外部100MHz以上で安定動作しない原因をほぼ特定
 どうやらメモリが原因の模様。 一見動いているようにも見えるが、どうも追従しきれない
 ようだ。 メモリを一枚ずつ動作チェックすることで判明した。
 やはり100MHz動作保証の物を準備する必要があるようだ。

05/14/98 これまでの経緯
 あらすじ: 冬場は333MHz安定動作も4月以降気温の上昇と共に不安定になる。
       途中ビデオカードをミレ2PCIからミレ2AGPに変更。

04/22/98 BXマザー購入
 ASUSTeK P2B購入。 間違っていきなり100*4に設定してしまい動作せず(笑)
 またもやアプライドが一番安い。 DORACO-P2もアプライドが一番安かったが、
 知らずに先にDOS/Vパラダイスで買ってしまった。

12/25/97 LXマザー購入、Pentium2マシン完成
 ASUSTeK P2L97購入。 何故かアプライドが一番安い


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