CPU編 (1998/07版)

★は10段階★★★★★★★★★★で表記しています。

AMD K5(5K86) PR133(115.5MHz=66*1.75) 3.52V
  AMDが送り出した第5世代CPU。 登場時期があまりにも遅く、Pentiumのシェアを
 奪うには程遠かった。 内部はRISCであり、RISC-CISC変換を行っている。
 性能的には同PR値のPentiumより若干劣るものの、互換性の問題が少なく、
 BIOSレベルでの対応が無くても正常に動作した例は多い。
 登場当時は値段が安くなかったが、Pentiumとの差別化を図るために急速に
 値が下げられていったために、一時期は安くマシンを組むためには絶対に必要であった。
 K5はオーバークロックしにくく、良くて1ランクがせいぜいで、私が持っていたものも
 定格でしか動かなかった。 売りである価格も、K6登場前には6x86に追い越されてしまい、
 特に見るべき点のないCPUになっていた。 また、一概にK5と言っても、実はその製品には
 様々な種類があり、紛らわしいPR値もそうだが、同じPR値の製品同士でクロックが異なる
 製品が存在していたことが問題である。 全く同じ事がCyrixの6x86MXでも起こっているが、
 この混乱のためにK5を敬遠した人も少なからずいたと思われる。
 アナウンスはあったが結局PR200の製品は市場には登場しなかった。
 製品ラインナップはPR75/PR90/PR100/PR120/PR133/PR166の6種類。

おすすめ度 ★★★★
紛らわしい度 ★★★★★★


AMD K6 PR200(66*3) 2.9V
  K5での失敗を踏まえて、AMDが期待を込めて送り出した第6世代CPU。
 今現在では、Socket7ベースのCPUの中では最も高い周波数の製品が存在する
 (だからといって最も速いとは言えない)。 知らない人が多いが、K6は第6世代CPU、
 つまりPentiumPROやPentium2に喧嘩を売っているわけである。 もちろんまるで相手には
 なっていない。 Socket7対応CPUの中でも、得手不得手があるため最も高速とは言い難い。
 私はPCでゲームをするため、どうしてもゲームでの動作が気になるのだが、K6の場合は
 同一クロックのMMX Pentiumの約85%程度の動きである。 ゲームに関しては、おおよそ
 1ランク下のP55Cと同じと考えて良い。 MMX Pentiumと比べても、MMXユニットが
 1個しかない、浮動小数演算が劣るというマイナス点があるために、どうしてもゲームでは
 高速な動作が期待できない。 整数演算が中心のビジネス利用の場合はどうかというと、
 K6は遅いわけではないが、整数演算に限って言えば6x86MXの方が速く、
 大きなアドバンテージにはなっていない。 むしろビジネスユースには価格面で非常に有利な
 6x86MXの方がおすすめであろう。 K6は一見するとバランスが取れているようだが、実は
 非常に中途半端な存在である。 ただし、ベンチマークの数値はPentium2並
 上回ることさえある。 ベンチマークが速ければいい人には良いかも知れない
 また、K6や6x86MXはBIOSでの対応が必須で、少し古めのマザーボードだと使えないことが
 多い。 電圧降下ゲタを付けても同じである。 何とか動いたとしても、K6の場合は
 ライトアロケートに対応していない場合には、真の実力を発揮することは出来ない。
 MMX Pentiumがゲタを付ければ動くケースが多いのとは対照的である。 K6はその発熱量の
 ためにオーバークロックにはあまり向いておらず、1ランク上程度だと動くものも多いが、
 Intel CPUのような極端なオーバークロックはまず無理と考えて良い。
 特に233は元々3.2Vなので、250動作も怪しい。
 今年に入って266/300の製品が登場したが、少し登場が遅かったのでは
 ないだろうか。 一部の信者は別として、身近で買ったという話を聞かないし、恐らくは
 多くの人はPentium2への移行をうかがっているのではないかと思うのだが、
 如何なものだろうか。 K6-3D改めK6-2も登場するが、どのくらい速くなっているのだろうか。
 「Socket7で最速を」というのも別に構わないが、一時期流行った「486で最速」と同じ事では
 ないかと思うのだが、その実力の程はどうだろうか。
 製品ラインアップは166(66*2.5 2.9V)/200(66*3 2.9V)/233(66*3.5 3.2V)/266(66*4 2.2V)/
 300(66*4.5 2.2V)の5種類。
 なお、K6ではPR値は廃止され実動クロック表示になっている。

おすすめ度 ★★★★★★
ベンチマーク度 ★★★★★★★★


Cyrix 6x86L PR200(150MHz=75*2) 2.8V
  6x86は最初に登場したPentium互換CPUだが、6x86Lはその低電圧版である。
 MMX機能を搭載していないCPUの中では唯一のデュアル電圧(2.8V)である。
 何故デュアルなのかというと、6x86系はPentium互換CPUの中で最も発熱量が多いため
 である。 3.52Vシングル電圧の6x86は一部で「電熱ヒーター」などと呼ばれていた。
 実際、6x86シリーズはある程度の冷却能力を持ったCPUクーラーを付けないと、
 定格ですら安定動作しない。 ヒートシンクだけではとても無理である。
 気になる速度だが、整数演算能力は非常に高く、Pentium2に肉薄するほどである。
 が、しかし、浮動小数演算が非常に遅いという弱点がある。 そのため、ゲームでは
 動作が非常に遅く、同一PR値のPentiumと比較して75%程度の動作しか見られない。
 恐らく、これは6x86MXになっても伝統的に受け継がれていると考えられる。
 こういったことから、6x86系はゲームには全く向いていないと言って良い。 実際に6x86で
 ゲームをやると、動きがカクカクしたりスクロールがガタガタする等の現象が頻繁に起きる。
 つまり6x86で「ゲームの動きが悪い」等と言うことはお門違いもいいところである。
 ゲームには全く向いていない6x86だが、整数演算処理が中心のユーザーには非常に
 おすすめである。 例えば最近流行のJavaは整数演算能力が高いほど高速動作が
 期待できる。 そのため、用途によっては低価格かつ高速なCPUとして使えることだろう。
 価格は、Pentium互換CPUの中では最も安い。 最新の物以外は、同一クラスのクロックだと
 Intel製品の半額程度で入手できる。
 オーバークロック耐性だが、発熱量が多いにも関わらず、意外と融通が利く場合が多い。
 ただし、6x86MXはともかく、6X86(L)の場合は逓倍を2倍と3倍しか持っていない。
 そのために、設定できるクロックがかなり限定されてしまう。
 私が持っていたPR200(150MHz)も、安定動作ではなかったが、200MHz(66*3)で
 ベンチマークを測定できる程度で動作した。 ただ、調子に乗って75*3にしたら
 マザーボードのBIOSが飛んでしまったことがある。
 6x86はK6同様、BIOSレベルでの対応が必要である。 また、6x86独自のリニアバースト機能
 は対応マザーでしか使えない。 リニアバーストが有効だと理論上速くなるはずなのだが、
 実際には3-5%程度の誤差範囲の差しか見られない。 さらに、リニアバーストに対応している
 マザーボードでも、この機能をONにするとマシンが起動しない、といったトラブルもあった。
 そのため、あまり有効に利用されている機能ではないと思う。
 製品ラインナップはPR120+(50*2)/PR133+(55*2)/PR166+(66*2)/PR200+(75*2)の5種類。
 6x86LはPR200+(75*2)のみ。

おすすめ度 ★★★★
発熱度 ★★★★★★★★

IDT WinChip C6 200MHz(66*3) 3.52V
  Pentium(Socket5/7)互換MMX対応CPUのひとつ。 メーカーの売り文句は
 「同クロックのMMXPentiumよりも安くて速い」だが、もちろんそんなうまい話はなく、
 値段は確かに安いが性能も低い。 MMX機能を持つCPUの中では最もパフォーマンスは
 劣ると考えて良く、特に浮動小数演算は6x86よりも遅い。 例えばゲームでの動作だと、
 同一クロックのMMX Pentiumと比べて70%程度の動きとなる。 値段が安いと書いたが、
 実は6x86MXとの実売ベースでの価格差は小さく、大きなアドバンテージではない。
 さらに追い打ちをかけるように、オーバークロック耐性がまるでないという6x86をも上回る
 イロモノCPUである。 良くて66->75が動くかどうかであるが、 ほとんどの物が動かない。
 ないないづくしの非常におめでたいC6だが、唯一とも言える利点がある。
 それは、「シングル電圧にしか対応していないマザーボードでも、ゲタ(電圧変換ユニット)を
 使わずに使用可能なMMX対応CPUである」ことだ。
 通常のCPUは1.5(3.5)/2/2.5/3倍速モードを持っているが、C6では順に4/2/2/3倍になる。
 BIOSレベルでの対応も特に必要というわけでもなく、相当古いPentium100/90/75対応の
 マザーでも200MHz動作が可能である。 元が75MHz(50*1.5)ならば
 そのまま差し替えるだけでC6は200MH動作(50*4)する。
 このように、Pentium100程度のCPUから最低限の投資でMMX CPUを動かす場合には
 最適であるが、CPUパワーを重視する向きには全く勧められない。
 ちなみに、BIOSが対応していない(知らない)CPUの場合は変なCPUタイプが表示されるが、
 多くの場合486DX-66MHzと出る。 これを根拠に、一部で「C6の内部は486だ」等という話が
 流布したが、もちろんそんなことはなく、れっきとした第5世代MMX対応CPUである(遅いが)。
 私のマザーボードGA-586Sも非対応だが、起動時には「-66MHz MMX」と表示される。
 最初に流通した3.52V版に次いで、最近では3.3V版も出回ってきている。
 製品ラインナップは180(60*3)/200(66*3)/225(75*3)の3種類。

おすすめ度 ★★★★
遅い度 ★★★★★★


Intel Pentium(P54C) 166(66*2.5)/120(60*2)/75(50*1.5)MHz 3.3V
  いわゆる普通のPentium。 第5世代のSocket5用CPUとして一番最初に登場した。
 あらゆる意味で標準品である。 変な癖もなく、どんなPentium用マザーボードでも
 動作するが、最近のマザーボードでは外部クロック50/60MHzをサポートしない物も
 あるようだ。もはや過去の遺物と言うことか。 すでに現行CPUではなく、現在新品で
 入手するのは非常に困難であろう。 数年にわたってスタンダードCPUの座にいたが、
 MMX対応CPUの登場によってその座を明け渡した。 登場当初はPCIチップセット技術が
 成熟しておらず、安定期に入って久しい486と比べてさほど速くないと言われていたが、
 Intel TritonFX登場後はそのパワーをいかんなく発揮し、一気に486からの世代交代を
 押し進めた。 Pentiumが本格的に普及し始めたのは、TritonFXが出た直後からで、
 それ以前は主に高級機に搭載されていた。 登場時に紙面を賑わせたのは、Pentiumの
 バグ騒動である。 Windows付属の電卓でも確認でき、PCメーカー各社はPentiumを
 交換するということがあった。 バグがあったころのPentiumは、紫っぽい色のCPGAや
 銀と黒のPPGAとは違い、一部のK5と同じような、セラミックの台座に金色の四角い皿が
 付いたようなパッケージであった。 金色の頃は全くオーバークロックできなかったが、
 CPGAになってからはほとんどの物が1ランク上程度で動くようになった。 IntelのCPUは
 スタンダードであるが故に人気も高く、そのために価格は高値安定しており、なかなか
 手が届かない感があったが、高クロック版が発売されたりPentiumPROの登場によって
 次第に値を下げてきた。
 整数演算も浮動小数点演算も高速で、非常にバランスの取れたCPUであり、長い間
 スタンダードの座にあったのもうなづける。
 私が所有していたのは166/120/75だが、166は200で、120(SK)は180付近まで、
 75は100で動作できた。
 製品ラインナップは75(50*1.5)/90(60*1.5)/100(66*1.5)/120(60*2)/133(66*2)/
 150(60*2.5)/166(66*2.5)/200(66*3)の8種類。
 また、さらに前の物で、Socket4用Pentium(P5)という製品(60/66MHz)も存在する。

おすすめ度 ★★★★★★★★
標準度 ★★★★★★★★★★


Intel Pentium /w MMX Tech (P55C) 166(66*2.5)/200(66*3)/233(66*3.5)Mz 2.8V
  Pentiumからスタンダードの座を奪った第5世代CPU。 初のMMX対応CPUでもある。
 基本性能はPentiumを踏襲しており、従来のPentiumとの違いは、MMX機能の追加と
 1次キャッシュが16KB増えて32KBになった点、さらにコア2.8V、I/O3.3Vの2種類の電圧を
 必要とする点である。 製品が登場するまでに、途中で仕様変更になったため、古い
 マザーボードでP55C対応と書かれていても動作しない物がある。
 全く癖のないCPUで、他社製品に比べて発熱量がかなり少なく、オーバークロックも
 容易である。 また、一部ロットでは極端なオーバークロックが可能な製品があり、定格の
 倍近くで動作できる物が存在した。 166MHz SL27H、200MHz SL27J等である。
 ほとんどのWindowsアプリケーションが、IntelCPUをスタンダードとしているために、
 最適化の問題からか互換CPUよりも高速に動作できることが多々ある。
 特にゲームに関しては互換CPUの追従を許さず、MMX Pentiumの独壇場である。
 最近では、IntelがPentium2(Slot1)への移行を促しているため、厄介払いされている
 感じもある。 そのため、他社製品のような高クロック版は存在しない。 一部では出ると
 言われていた266MHz版も、結局市場には登場しなかった。 このMMX Pentiumも、
 既に主流ではなくなってしまった。 98年度で生産終了する見通しだ。
 製品ラインナップは166(66*2.5 2.8V)/200(66*3 2.8V)/233(66*3.5 2.8V)MHzの3種類。
 なお、モバイル用(ノートPC)では266MHz版も存在する。

おすすめ度 ★★★★★★★★
オーバークロック度 ★★★★★★


Intel Pentium2 wo/ECC 266(66*4)MHz (Klamath) 2.8V
  MMX Pentiumの次のスタンダードにするべく、Intelが送り出した第6世代CPU。
 その実体は、簡単に言うとPentiumPROにMMX機能を追加したものである。
 PentiumPROの弱点である16bitコードの処理速度を大幅に改善しており、WindowsNTは
 もちろん、Windows95でも速度を発揮できる。 MMX Pentiumとの差はいわゆる
 「486とPentiumの差」と同じ程度あり、あらゆる局面で高速な処理が可能である。
 殊にゲームに関しては、MMX Pentiumのさらに上を行くパワーを発揮できる。
 PentiumPROは内蔵L2キャッシュをCPUに同期させているが、Pentium2ではコスト削減の
 為に、外部でCPUの半分のクロックで動作させている。 そのため、PentiumPROよりも
 パフォーマンスが落ちると言われているが、高クロックに物を言わせ結局PentiumPROよりも
 高速になっている。 Pentium2はスタンダードCPUとして位置づけられているため、
 サーバー用途のPentiumPROと違って、マルチCPU向き(SMP)には作られていない。
 4CPUシステム等の特殊なサーバー用途では、やはりPentiumPROの方が適している。
 Pentium2の欠点と言えば、今までのCPUとはおおよそ似つかない、その大きさと形状、
 それと著しく電力を喰うこと、そして値段の高さである。 特に形状に関しては、コンピュータの
 小型化にも悪影響を及ぼすと思うのだが。 電力消費量の大きさも、現在の省エネルギーの
 風潮に逆行するように感じる。
 オーバークロックに関しては、割とやり易い方であるが、最近ではほとんどの製品で
 規定の倍率以上の倍率設定が存在しない。 そのため、ベースクロックを上げていく方法を
 採るのだが、大体の物が1ランク上で動き、運が良ければ2ランク上でも動く。
 ただしPentium2は発熱量が結構あるので、放熱・冷却には十分な注意が必要である。
 一般的に、最初に登場した233/266/300MHz版はKlamath(クラマス)、333/350/400MHz版
 はDeschutes(デシューツ)と呼ばれる。 98年7月に登場予定の450MHz版はDeschutesである。
 Klamathは製造プロセスが0.35ミクロンで電圧が2.8V、Deschutesは製造プロセスが
 0.25ミクロンで電圧が2.0Vという違いがある。 要するにDeschutesの方が発熱量が少ない。
 外部クロック100MHzに対応したのは350MHz以降で、333MHzは66*5である。
 製品ラインナップは233(66*3.5 2.8V)/266(66*4 2.8V)/300(66/4.5 2.8V)/333(66*5 2.0V)/
 350(100*3.5 2.0V)/400(100*4 2.0V)の6種類。 なお、下位モデルにはECC無し版がある。

おすすめ度 ★★★★★★★★
速い度 ★★★★★★★★


Intel Celeron 300(66*4.5)MHz (Convington) 2.0V
  MMX Pentiumの次のスタンダードにするべく、Intelが送り出した第6世代CPU。
 その実体は、簡単に言うとPentiumPROにMMX機能を追加したものである。
 PentiumPROの弱点である16bitコードの処理速度を大幅に改善しており、WindowsNTは
 もちろん、Windows95でも速度を発揮できる。 MMX Pentiumとの差はいわゆる
 「486とPentiumの差」と同じ程度あり、あらゆる局面で高速な処理が可能である。
 殊にゲームに関しては、MMX Pentiumのさらに上を行くパワーを発揮できる。
 PentiumPROは内蔵L2キャッシュをCPUに同期させているが、Pentium2ではコスト削減の
 為に、外部でCPUの半分のクロックで動作させている。 そのため、PentiumPROよりも
 パフォーマンスが落ちると言われているが、高クロックに物を言わせ結局PentiumPROよりも
 高速になっている。 Pentium2はスタンダードCPUとして位置づけられているため、
 サーバー用途のPentiumPROと違って、マルチCPU向き(SMP)には作られていない。
 4CPUシステム等の特殊なサーバー用途では、やはりPentiumPROの方が適している。
 Pentium2の欠点と言えば、今までのCPUとはおおよそ似つかない、その大きさと形状、
 それと著しく電力を喰うこと、そして値段の高さである。 特に形状に関しては、コンピュータの
 小型化にも悪影響を及ぼすと思うのだが。 電力消費量の大きさも、現在の省エネルギーの
 風潮に逆行するように感じる。
 オーバークロックに関しては、割とやり易い方であるが、最近ではほとんどの製品で
 規定の倍率以上の倍率設定が存在しない。 そのため、ベースクロックを上げていく方法を
 採るのだが、大体の物が1ランク上で動き、運が良ければ2ランク上でも動く。
 ただしPentium2は発熱量が結構あるので、放熱・冷却には十分な注意が必要である。
 一般的に、最初に登場した233/266/300MHz版はKlamath(クラマス)、333/350/400MHz版
 はDeschutes(デシューツ)と呼ばれる。 98年7月に登場予定の450MHz版はDeschutesである。
 Klamathは製造プロセスが0.35ミクロンで電圧が2.8V、Deschutesは製造プロセスが
 0.25ミクロンで電圧が2.0Vという違いがある。 要するにDeschutesの方が発熱量が少ない。
 外部クロック100MHzに対応したのは350MHz以降で、333MHzは66*5である。
 製品ラインナップは233(66*3.5 2.8V)/266(66*4 2.8V)/300(66/4.5 2.8V)/333(66*5 2.0V)/
 350(100*3.5 2.0V)/400(100*4 2.0V)の6種類。 なお、下位モデルにはECC無し版がある。

おすすめ度 ★★★★★★★★
オーバークロック度 ★★★★★★★★



前に戻る