謎のマシン烏龍茶 バックナンバー 99/01-09

09/04/99 さらば烏龍茶
  すでに存在意義が無いこともあるが、本来の目的も果たしたので、
 整理も兼ねて烏龍茶を解体。 1年間ありがとう、烏龍茶。
 烏龍茶の遺産は、主に謎2マシンOLTが引き継ぐ。

08/06/99 今日も元気
  最近では話題に乏しい烏龍茶だが、相変わらず元気である。
 サウンドカードをPCIの物に変更。 LANカードを、RealtekからVIAに交換。
 \980のBlitz2200も快調。 現在、Rendition Verite2200のWin9xドライバは
 v3.0 bete5。

04/10/99 専用スピーカ登場 & Blitzその後
  アティカスで\850の富士通外付スピーカーを購入(新品)。
 元はDESKPOWERとかに付いているものだろう。 案外良い。
 今まではメインマシンとミニコンポをスピーカーとして共有して使っていた
 ので、これでいちいち切り替えずに済む。
  「セーフモードで2個出た状態が安定」だったBlitz2200だが、3月に
 新BIOS(1.04.157)が佳山(Kasan)から公開され、それに書き換えてからは
 「何度も再認識」などの不具合が全く起きない。 先日Renditionから
 新しいリファレンスドライバ(v 3.0beta 3b)も公開された。
 ようやくWindows98でも安定して使えるビデオカードになった。


02/27/99 HDD交換
  全マシンでHDD構成変更のため、HDDを交換。
 Fireball1280AからFBST3.2Aに替えたので、容量が一気に増えた。
 下に書いたBlitz2200だが、やはり「セーフモードで2個出ている状態」が
 安定動作するようだ。 何度クリーンインストールしても、現象は同じ。
 ・・・このマシン、見かけ上のスペックはかなり凄くなってきた。
 うちで唯一の3DNow!搭載機で、3Dビデオカードに3Dサウンドカード搭載、
 ネットワークには100BASE-TXで繋がってるし。
 おまえは何なんだ一体。(笑)

02/23/99 ¥980の続き
  とある情報と試行錯誤の結果、やっとWin98で安定する。
 「セーフモードで見たときにデバイスマネージャに同じ表示が2個ある状態」
 でないと何度も認識するようだ。 今までは認識に失敗する度に
 セーフモードで起動して削除していたために、何度も出ていたようだ。
 推測だが、「2個あると何度も新規に認識する現象が無くなる」のではなく、
 「2個あると片方が認識出来なくても、もう1個の方で認識する」というのが
 真相のような気がするのだが・・・。 結局認識に失敗する事が
 解決していないように感じるのは気のせいか。
 今のところ(30回程度)起動しても新規に認識するという現象は
 起きておらず、見かけ上安定はしているのだが。
 しかし、何故2個無ければならないのか真相不明。
 前述のように、2個見えるのはセーフモード時で、通常時は1個しか見えない。
 Jazz Multimediaの件だが、昨年韓国の佳山(Kasan)という会社に買収されて
 いた模様。 佳山のサイトにもBlitzのドライバが置いてあった。
 これで、FinalReality、3DMark99が3年以上前のマザーで動くようになった。(笑)

02/16/99 ¥980ビデオカード
  Win98のサポートがないビデオカードJazzのBlitz2200という変なカードを
 入手(新品)。 世に存在するWin98ドライバはベータ版で、実際やたらと
 不安定である。 チップはRendition Verite2200なので、普通に動くように
 なればまともなはず。 別にWin95用ドライバでも動かないことはないが・・。
 Jazzは倒産でもしたのだろうか? 国内サイトはいつの間にか閉鎖してるし、
 本家の海外も全然繋がらない・・。
 ドライバが不安定で、現在このマシンは事実上使用不可になっている。
 安定ドライバが早く出てくる事を望む。

01/25/99 BIOS更新とトラブル
  久々にGigaByteのサイトを覗いてみたら、今頃(01/21/99登録)になって
 IDT C6対応BIOS(ベータ版)が置いてあるのを発見。 もちろん、烏龍茶の
 マザーボードGA-586ATE用を拾ってきた。 他にも、(過去に誰かが壊した)
 GA-586AT用のC6対応BIOSも置いてあった。
 BIOSファイルの中身を見てみると、確かに IDT Winchip C6 の文字がある。
 ちゃんとWinchip2と表示できることを期待してBIOSを書き換えてみると・・・
 80486DX-S CPU at 66MHz?(笑) 前は 80486DX at 66MHz だったので
 -S の分だけは違うが・・同じじゃん。
 もう一度BIOSファイルの中を眺めてみたが、IDT Winchip C6/Cyrix MII/
 AMD K6-3D 等の文字列は確認できるが、IDT Winchip2 C6-2の文字はない。
 どうやら、初代Winchip C6対応ではあるが、Winchip2(C6-2)には未対応らしい。
 ということで、結局一緒・・ではない。 CPU表示は大して差はないが
 ACPIとまでは行かないまでもAPM対応、CD-ROMブート対応など、
 3年以上前の物とは思えないような変わりぶりである。 実際試してみると、
 Win98ではスタンバイモードが正常動作、CD-ROMドライブからもブート出来た。
 (更新後のBIOS Ver2.31 05/06/98、更新前Ver2.30 04/12/96)

  ひとつ、おかしな事になったのは、電源を入れて1回目起動して、その後
 再起動させると、必ず2回目の起動時にHDDを読みに行く前にマシンが
 停止してしまう現象が起きる事。 止まるとCTL+ALT+DELも効かない。
 何でかな〜と思って、何度かチェックしていると、最初の起動時にはCPU表示が
 80486DX-S CPU at 66MHz と出るが、再起動後は AMD K6-3D 240MHz
 表示されることに気づく。 電源を切らない限り、何度でも AMD〜と出るのだが、
 これは先日入れた偽AMD化のプログラムの仕業で、一度Vendor IDを
 書き換えると電源を切るまで覚えてくれているせいである。 そのために、
 再起動時にはBIOSがC6-2をK6-2と思いこんで、K6式のCPU初期化を
 行ってしまうせいではないか? と思ってこのプログラムの使用を止めたところ、
 案の定再起動は正常に行われるようになった。
 そういうわけで、使い初めて日も浅い 偽AMDプログラムは使えなくなってしまった。
 それはまぁどうでも良いのだが、TritonFXの分際でK6-2対応BIOSを搭載するとは
 恐るべしGA-586ATEである。(笑) 実際K6等を使うとなると、ヘナ〜なレギュレータしか
 載っていないのでどうかという気はするが。
 K6-2もだが、CyrixのMXとかMIIに対応しているのが笑える。 本当に動くのか?(笑)
 BIOS更新と共にPnP周りでWindowsが少し変になったので、ついでに
 再インストールした。
 BIOS更新の作用か、以前起きていたWin98インストール後の最初の再起動後に
 必ず停止する現象は起きなくなっていた。 ちゃんと普通に再起動できて
 インストールが終了した。

01/21/99 偽AMD化
 「WinChip2 vendor ID AMD化プログラム」なる物があったので、使ってみる。

システムのプロパティ
使用前   使用後

 WCPUID 2.2
 

 本当に Vendor ID しか変わっていない。
 今のところ、見かけ上AMDになったからといって何の得もしていない。(笑)


01/08/99 3DNow!搭載
  CPUを、なんか良さげなIDT Winchip2 (C6-2) 240MHzに交換する。
 前からそういうつもりだったので、個人的にはかなり満足している。
 交換の結果、気のせいかHellfireの起動が速くなっているようだが?(笑)
 トータル、特にビデオカードが決定的に遅いので(CL-GD5446、しかも1MB)、
 そう簡単に速くなるとも思えないのだが。 ベンチ上は結構速くなっている。
 3DNow!の効果を試す物がないので、その効果のほどは不明。
 手動で3DNow!の切り替えが可能な適当なソフトがあるといいのだが。
 なお、オーバークロックは前作C6同様、全く出来ない。 266MHz(66*4)での起動不可。

 HDBenchだと、CPUの数値はMMX Pentium 233MHzとほぼ互角(でも少し負ける)。
 前のただのC6と比べたら、大幅な進化である。 マザーボード交換が出来ない
 メーカー製のマシンのパワーアップに最適であろう(PC-9821系とかFMVなど)。
 C6-2にはもれなくおまけで3DNow!も付いてくる。 CPU交換だけ(ゲタも不要)で済む
 パワーアップとしては、最も手軽かつ安い選択肢になるだろう。
 ただしその能力に過度の期待をするのは酷というもので、所詮Socket7(5)、
 MMX Pentiumと同程度でしかないので、その辺りは認識しておく必要がある。
 最近流行のSlot1オーバークロックでウハウハ、等というのと比べたら可哀想である。
 あくまでもPentium75-133クラスのCPUとそのまま置き換わることに意義があり、
 このクラスからのリプレースだと単純にクロック差による速度アップが
 かなりある上に、MMXおよび3DNow!の機能追加という特典がある。
 旧式のマシンでも、C6-2に加えて、PCIバスに安いBanshee搭載ビデオカードを
 付けてやれば、かなり安価に最新機種に近い環境を得られるのではないかと思う。
 PC-9821系マシンでも有効な選択肢になるはず(ただしScoket5/7、PCIバス必須)。

 なお、C6系のCPUは、BIOSの対応/非対応に関わらず、ほぼ全てのPentium用
 マザーボードで動作する。 電圧は、3.52Vもしくは3.3Vの単一電圧であるので
 ゲタの類は必要ない。 ノーマルPentium同様、Socketに装着してクロック設定する
 だけである。 240MHzだと60*4の設定が必要だが、60*1.5の設定で240MHz動作が
 可能であるので、旧式のマザーでもベースクロックさえ変更できれば問題ない。
 一部例外として、intel製マザーボードでは全く動作しないと言う話である。
 intel製マザーボードはGatewayのマシンに良く採用されていたので、メーカー製の
 マシンでもCPU交換の前にマザーボードを一応確認した方が良い。
 PC-9821系(NECオリジナル)、FMV系(AcerOEM)あたりは確実だと思うが。

C6/C6-2 倍率設定表確認済は私が動作確認をした物)
 表中の数値は倍率

設定 C6 C6-2 Pentium(MMX) K6/K6-2
1.5倍 4.0
確認済
(予約)
4.0
確認済
1.5/3.5
(モデルによる)
3.5
2.0倍 2.0
確認済
2.0
確認済
2.0 2.0
2.5倍 予約 予約 2.5 2.5
3.0倍 3.0
確認済
3.0
確認済
3.0 3.0
4.0倍 4.0 4.0 4.0
4.5倍 予約 予約 4.5
5.0倍 5.0 5.0 5.0
5.5倍 予約 予約 5.5

 日本IDT掲載の表を一部参考にしています

 表を見ればわかるように、1.5倍設定で4.0倍動作するので、設定変更なしに
 Pentium75MHz(50*1.5)と差し替えるだけで200MHz(50*4.0)動作、
 Pentium90MHz(60*1.5)と差し替えるだけで240MHz(60*4.0)動作が可能である。


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