実験機 KFC
12/05/2001 出番ですよ
Xa16用だったK6-266だが、どうにも正常動作しないので1週間ほど前から
こちらに移した。 やはり、定格(66*4.0=266、2.2V)でも挙動が怪しい。
T2P4は正式にはK6以降のCPUには対応していないのだが、電圧のジャンパを
複数枚挿しすることで2.2Vは設定可能である。 以前Stepping8のK6-2/300を
所有していた頃に、66*6=400MHzで動作させた実績がある。 それ故に
K6(しかもModel7)ごときが正常動作できないとは思えないのだが?
83*4=333、75*4=300、75*4.5=337、66*4.5=300、66*4=266と全て駄目。
電圧も、2.2-2.5Vまで試すも全滅。 まずWin98のセットアップが完了できない。
2.5Vだと、BIOS通過さえままならないことが何度かあった。
ついでにBlitz2200も機嫌が悪くなって、例の「認識させたのにまたPnPで再認識」
現象が頻発。 マザーの寿命?
やっけっぱちで、66*4.5=300MHz、電圧を2.0V(2.5/2.7/2.8/2.9のジャンパを
4つ全部挿す)にして起動させてみると・・・おや、FDから起動できる。
電圧が低くても問題ないようである。 死にかけのWin98を消して、再インストールを
行うも、正常終了。 調子に乗って、66*5.0=333MHzにしてみるが、2.0Vでは
BIOS画面すら出ず。(笑) いろいろ試したが、結局333MHzは無理であった。
75*4.0=300MHzに変更して、2.0Vで起動。 問題はない。 再インストール後、
Blitz2200も機嫌が良くなったようで再認識現象は起きなくなった。(笑)
どうやら、電圧が高すぎたせいのようだ。
しかし何故定格の2.2Vで駄目なのか
謎である。 T2P4の2.2V設定では、出力される電圧が高すぎるのだろうか?
Xa16でゲタの2.2Vで駄目だったこと、P5A-Bでは定格及び2.4Vでも300MHz動作
出来たことを考えると、「マザーボード(環境)によって適切な電圧が異なる」という
結論に至る。 いままで、他のCPUでこんなこと(定格で駄目)は一度もなかった
のだが、CPUの品質のばらつきが激しいのだろうか?
ということで、やはりK6は鶏肋であると再認識させられたのであった。(笑)
ちゃんちゃん。 なお、T2P4はBF2ジャンパがないので本来は3.5/1.5倍設定が
最高になるのだが、PS/Vのページに記載した「ワイヤでショート」を今回も
行った。 それのため、逓倍は4.0-5.5倍に設定可能になっている。
さらに、「ワイヤでショート」を行った後にどこかのHPで見たのだが、
CPUのピンをショートさせるのではなく、CPUソケットの該当穴に
U字形に曲げたワイヤを挿してショートさせる、という方法のほうが
より簡単に細工できるようだ。
11/17/2001 復帰
以上。(笑)
10/07/2001 構成変更
ケースをPS/V Masterに変更。 現在使用していないため配線などはせずに放置。
09/16/2001 構成変更
このマシンが巨大なファイル置き場になっているため、AGP等は不要なので
Test機(旧OLT3)と中身を入れ替えた。M/BがT2P4、CPUがWinchip2/240@225、
メモリはSIMMが80MB。
09/09/2001 RAIDですな
前回の構成にさらにHDDを追加/変更、合計8台にしてみた。
ドライブ 文字 |
OS上の 容量 |
FDISK での容量 |
接続 | HDD名 | 仕様 |
C | 2.00GB | 2059MB | M/B Pri-Mst |
Fujitsu MPB3021ATU |
UATA33 2.1GB |
F | 0.99GB | 2059MB | M/B Sec-Mst |
Fujitsu MPB3021ATU |
UATA33 2.1GB |
未割当 | 8MB(Bad) | ||||
G | 1.00GB | ||||
E | Win2K Stripe 17.0GB |
8715MB | SC-UWPCI ID:1 |
IBM DDRS-39130W |
UWSCSI 9.1GB |
HPT370 Span 9193MB |
HPT370 Sec-Mst |
Quantum FBEL5.1 |
UATA33 5.1GB | ||
HPT370 Pri-Mst |
Quantum FBST3.2 |
UATA33 3.2GB | |||
HPT370 Pri-Slv |
Quantum Fireball1280A |
E-IDE 1.2GB | |||
D | Win2K Span 1.75GB | ||||
814MB | M/B Sec-Slv |
WesternDigital WAC850 |
E-IDE 850MB | ||
516MB | SC-UWPCI ID:0 |
Quantum Maverick540S |
SCSI2 540MB |
え〜、ひと目で即座に理解できる人は、まずいないと思われるのだが(笑)、
EドライブはDDRSよりもHPT370Span側のほうが478MBほど多いため、
その残りの478MBはDドライブのSpanボリュームに編入してある。
さらに構成変更すれば、無駄なくStripeを構成できるのだが、
何よりも繋ぎ替えが面倒であるのでこのままでOKである
(HPT370のSec-SlvにFBELが繋いであるのも、繋ぎ替えが面倒だから)
実際マシンの内部を見ればわかるのだが、手が入らないくらいに詰まっている
(ただのATミドルタワーである)ので、元から有るものはいじりたくない。
なお、同じ富士通HDDがRAIDに参加していないのは、両方共に不良セクタが
少なからず有るためである。
さて、この重厚長大なEドライブのパフォーマンスだが、元のHDDが
速くはないのとOSのRAIDということでで期待してはいなかったが、
それでも思ったよりは高速化されていた。
特に読みの方は、構成ドライブ中最速と思われるFBELのほぼ2倍であった。
書きは30%増しくらいだったが、満足行くレベルである。 ただし、後ろに行くと
さらに遅いドライブが待っているので、速度低下はやむを得ないだろう。
これだけ台数が多いと、前回以上に電源周りが気になるのだが、
特にこれといった問題はない。 むしろ前回より安定しているような。(笑)
一番の問題点は、8台ものHDDのせいでマシンが非常に(物理的に)重いこと。
処理ではなく、重量が重い。 容量が小さければ重量が軽いという訳ではなく
(むしろ同じ大きさでも昔のHDDの方が重いと思われる)、台数に比例して重い。
あとケーブルの密林。(笑)
08/05/2001 Win2000
ゴミ同然の中古HDD、WDAC21200(1.2GB)を手に入れたので、
これを起動ドライブにして、余りのFBEL5.1とFBST3.2でスパンで合体させて
遊んでみる。 RAIDカードを使うまでもないので、Win2000をインストール。
が、インストール途中で止まる。 オーバークロックのせいかと思い、
完全安定動作保証by俺の262MHzに下げてみるが、やはり同じタイミングで止まる。
ブルースクリーンのダンプ画面をよく見てみると、IRQがどうのこうのと書かれている。
クロックを285MHzに戻して、PCIバスのIRQ割り振りを変更したら、あらまぁ一発で
インストール完了。(笑) さすがに時間はかかるが。
で、肝心のSpanningだが、ダイナミックディスクにしてNTFSでスパン。
すると、フォーマット直後の7.7GBのドライブが既に45MBも使われているではないか。
ドライブの中には何もない。 どうやらNTFSの遅さをカバーするためのインデックス
を作成するのに、勝手に容量を使っているようだ。 なんかイヤなのでFAT32で
再フォーマット。 フォーマット中に他の作業が出来るあたりは、さすがWinNT系の
なせる技だと感心しつつも、本当に大丈夫なのかどうか不安になる。
無事にフォーマットが終わり、容量も4.00KBが消費されているのみ(ゴミ箱)。
現在意味もなくHDDを5台(しかも小容量)も搭載しているが、今のところ無事である。
07/13/2001 サウンドカードとRAIDカード
安いサウンドカードXwave4000を買ってみた。 PCIでALS4000搭載。
ISAのSondBlasterAWE64と入れ替えようかなと思っていたのだが、どうも
AWE64より能力的に劣る?ようだ。 ノイズもひどいし。
あとHPT370搭載のRAIDカードを付けてみた。 うちには同容量のHDDは
Fireball1280x2の組しかないので、これでテスト。
単体で6000前後、Stripeで10000程度だった。 やはり速いドライブでRAIDを
組まないと、効果が薄いようだ。 IDEカード自体は素直に動作した。
RAIDでHDD手配の都合上、現在OLT3とFMVはHDD無しになった。
06/25/2001 ええと
PC100メモリが回ってきたので、105*2.5=262MHz(CPUクロックは前と同じ)に
変更した。 110*2.5=275MHzはFSB110MHzにマザーボードが耐えられないようで
電圧に関係なく全く起動しない。 100*3=300MHzや既出の95*3=285MHzはCPUの
耐性を超えているようなのでボツ。 是非275MHzを試してみたかったのだが、
当に是非も無し。
05/09/2001 安定とはなんだ(成宜とかがいる街のことではない)
MPEG変換中に死ぬので、クロックを262MHz=75*3.5に。
03/13/2001 構成変更
CPUクロックを285MHz=95*3.5、ビデオカードをSavage3Dに、FB初代をFBELに、
ケースをミドルタワーに変更、等。 あと「どれみ仕様」はずいぶん前にやめた。
01/27/2001 死亡・・・
K6-IIIがお亡くなりに。 98に載せてみようと、K6-IIIでいろいろ試していたのが
良くなかった模様。 電圧のかけすぎに注意。 仕方なくC6-2に変更した・・・が、
やはり遅いので今更MMX-Pentium200を262MHzで動かすことにした。
やはり遅い。 K6-III/400MHzと比べても、体感で判るくらいに遅い。 痛い。
Celeron900MHz+NV15と比べたら・・・取りあえず動いてはいるね、という感じか。
CPUも遅いが、最も遅く感じる原因は多分HDDのせいであろう。
買って5年くらいになるFireballの初代。(笑) 不良セクタもなく、元気で何より。
01/08/2001 ほぼ別物に
安い新ケースを購入、余りのP2B等を兄のマシンに載せたのでOltの残りを
こちらへ移動。 基本的にHDDとサウンドカード以外は全て交換に。
CPUが根性なしなのか、メモリがPC66のせいか不明だが、83*5.5=416MHz、
75*5.5=413MHzあたりでもいまいち安定しているとは言い難い。
よって定格動作(400MHz=66*6)だが、やはり今となっては速くない。
11/30/2000 減俸
Xa16にメモリをやったので、代わりの16MB(しかもFastPage)を付けた。
-48MBで合計80MBに。 余り使ってないので、仕方あるまい。
11/21/2000 遅いのは
起動が遅いのは、クラスタサイズを標準の値から512や1kなどの小さい値に、
PartitionMagicを使って変更したせいらしい。
元の2kや4kに変更したら、それなりの速さで起動するようになった。
クラスタが小さい方が、よりディスクを無駄なく使えると思って小さくしたのだが
(確かに無駄な領域は減ったが)、デメリットもあるようだ。
わざわざいじる必要はない、ということで納得。
11/14/2000 Me異動
メイン機でのWinME運用を諦めたので、これに入れてみる。
遅い。 起動がひたすら遅い。 Win2000よりもはるかに遅い。
起動後の動作はさほど緩慢ではないが、とにかく起動が遅すぎる。
余りにもLegacy過ぎるのか??
あと、Rendition Verite2200のドライバが、たぶん最新のはずの4.11.01.5176だと、
WinME起動途中で必ず保護エラーが起き、青画面で止まってしまうことが判明。
一つ前の4.11.01.5166だと正常に起動した。 動作も問題ないようだ。
そういえば、最新のIntelのinfアップデータにはTritonHX(430)は入っていない模様。
430VX、440FXも同様。 時の変遷を感じさせる出来事だった。
というか、Win98以降はOSが標準でドライバを持っているからではないのか?(笑)
10/10/2000 たまには
今では、姉専用のインターネット閲覧マシンと化している。 また、その娘が
「キティちゃんのゲーム」(謎)をこのマシンでたまにやる。
その為、起動ロゴから壁紙まで、「おジャ魔女どれみ仕様(走召言迷)」になっている。
もちろん、既にWin2000RC2は消してあり、Win98SEに入れ直してある。
03/01/2000 ケース変更 & Windows2000
CD-Rマシンとケースを交換した。 中身はいままで通り。
1月頃、Windows2000RC2をインストールしてみた。
インストールにかなり時間がかかるのと、起動に時間がかかるが、起動してしまえば
メモリ128MBのせいか、そう遅くは感じない。
致命的なのは、Win2000で使うにはHDD容量が絶対的に足りない点。
2GB程度でのWin2000の運用は、まず無理であると考えて良い。
あと、SCSIカードをSC-200に戻した。
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