NotePC VersaProNX
06/01/2003 200
オーバークロックが出来るらしいので試してみた。 CPUプレートの横にある
抵抗を移動させるのだが、要するに逓倍を2.0から3.0に変更するのである。
最初は固定がうまくいかず失敗したが、何とかうまく固定できた。 結果、
66*3.0=200MHzで動作するようになった。 特に熱暴走なども起きず、
若干動作が軽くなった。 それでも、200MHz程度ではパワー不足だが。
05/18/2003 HDD
遅いのはともかく、HDDが2DBにも満たないのでは使い勝手が悪すぎるため、
当初よりHDDの増設を目論んでいた。 それも出来るだけ安く。 中古で結構。
上限らしい8GBくらいあれば文句ないかな?
ということで、見つけてきました中古HDD。 \6,980のI・Oデータ HDP-i30/US2。
USB2のiCONNECTの30GBの外付けHDDである。(笑) 一応PC本体に
USB(1.1だが)端子は付いているが、もちろん外付けで使うのではなく中身を出して
Versaに内蔵するのである。 妙に安いのが気になるが。
さて、外付けケースをばらすのだが、ネジではなくツメで6箇所固定してある。
ひとつ折ってしまったが、なんとか開けた。 中身は、HDDと電源およびATAPIの
信号線を外に出しているだけの基板。 HDDは、日立のDK23CA-30であった。
UltraATA100対応の9.5mm、4,200回転の2.5インチHDDである。
まずは他のPCにつないで、中身を消してパーティションを切って、Windowsの
インストールCDの中身をHDDにコピーしておく。 この時気になったのが、
HDDから時折変な音がすること。 カシャカシャとたまに聞こえる。
それはさておき、Versaにつないでみる。 元のHDDは1.6GBなので約20倍にも
なるわけである。 BIOSで・・・やはり約8GBのHDDとして認識している。
全部(30GB)使えるのかいな? Windows98と2000のCDをHDDに移しておいたが、
今回は、無謀にもWindows2000をインストールすることにした。(笑) Win2000なら、
BIOS経由しないので、全容量使えるのでは?という考えもあってのことだが。
インストールを進めていくと、インストールパーティションの選択になる。
見てみると、全てのパーティション、容量を認識出来ている。 楽勝ぉ〜、と
インストールを続ける。 さすがに時間がかかるが、問題なく終了。
古いPCなので、全てのデバイスを標準で認識出来ている。 LANカードを認識させ、
各種パッチ類を入れる。 起動も、そんなに遅くない、というよりむしろ速い。
余計なデバイスが繋がっていないであろう。 このHDDは、割と速いせいか
(17-16MB/s位は出ている)、体感上は快適である。
先ほど途中で書いたカシャカシャ音だが、このHDDの仕様らしい。 HP(Compaq)や
DELLのPCで同HDDで同じ症状が出ているらしい。 各社HDDのファームウェア更新を
行っているようなので、試してみたが、確かに若干変わったかな?という感じはあるが
根本的には解決していない。 ので、さらに情報を探すと、SilentDriveというプログラム
を実行しておくと良いらしいので、早速探してきて試してみた。 一定時間ごとにHDDに
アクセスしてヘッドの待避を妨げる仕組みらしいのだが、これは明確に音がしないと
わかるくらいに効果があった。
もうひとつ、Win2000で問題になったのは、動画を再生させるとブルースクリーンに
なる点。 結果、ハードウェアアクセラレーションを3段階下げる(DirectDraw/3Dを無効)と
問題が起きなくなることがわかった。 ブルースクリーン中に「ビデオアダプタを交換しろ」
等と書いてあったので気づいたのだが、気分的には言われなくてもTridentなんか
捨てたいのだが・・・。(笑) 前のHDDの時はWin98だったが、この時は問題なかった
ようだが、ドライバのせいだろうか? どのみちドライバが更新されるはずもないが・・・。
そして、交換して残ったHDDは、I・Oの外付けケースに埋めてUSB2外付けHDDとして
余生を送ることに。(笑) USB1.1につないでみたが、本当に1MB/s程度しか出ない。
30GB=30,000MBだったら、全部埋めるのに30,000秒=500分=8時間20分!?
03/22/2003 LANカード
標準ポインティングデバイスのNXパッドがあまりにも使いにくいので、また
視認性の良くないDSTN液晶なのでVNCでリモートコントロールで作業したい。
ので、いずれ必要になるだろうからLANカードを導入した。
133MHzとはいえ、PCカードスロットはCardBus対応である。 ちなみに、
チップセットが430TXなのでUSBポートもある。 CardBusなのでそれなりの高速性が
期待出来る。 ここらの店頭だと、どれも三千円弱程度で、搭載チップもよくわからない。
カニは嫌だなぁと思いつつメルコを買おうと思ったが(笑)、売り切れだった。
仕方なくコレガのFEtherII CB-TXDを購入した。 で、中身は・・・カニの8139CLで
悲しかったりするが、コレガ/メルコ以外をここらで購入するのは無理である。
インテル欲しいなーと思いつつ、添付のCDからドライバをFDに移してLANカードの
設定を行う。 認識時にピポっとうるさいので、認識音は消した。
動作するようになれば、普通のデスクトップと何ら変わるところはない。 VNCでの
アクセスも全く問題なし。 ただ、他のマシンだと最大で約10MB/s程度の速度だが
このマシンでは約4MB/sしか出ないようだ。 CPUが遅い、PCカードコントローラの
性能(TI製だったっけか?)、LANコントローラが遅い(カニ)のどれかだろうが、
現状では判定不能な上に問題ないので、このままで使うしかない。
とはいえ、USBや10base接続に比べたら数倍速いので、遅いと言うほどでもないが。
スペック的には133MHzと劇ノロのようなPCだが、実際使ってみると、遅すぎて
全然役に立たないということもない。 要は用途次第なのだろうが。 ビデオが
Tridentというのが個人的には嫌だが(笑)、この値段なら十分楽しめそうである。
すぐ壊れないことを祈るばかりである。(笑)
03/16/2003 2台目ノートPC
7年ほど前のContura AERO 4/33C以来、2台目のノートPCをゲット。
今回も6年ほど前のPCだが、値段が4,800円だったので悩んで購入。
企業向けのNEC VersaProNX PC-VP13C。 メモリが32MBだったので、
同時にメモリを64MB追加した(4,000円)。 CD-ROMドライブが載っていないが、
FDDは載っているので多分大丈夫だろう。 MS-DOS/Win3.1時代、まだLANが
高価で扱いも難しかった頃、インターリンクおよびその類似機能でファイルの
やりとりをしていた。 パラレルまたはシリアルのリバース(クロス)ケーブルで繋ぎ、
ホスト(サーバー)とクライアントになってファイルを転送するのである。
Win95/98では「ケーブル接続」という名で残っていたが、2000には無いようだ。
パラレルの方が、シリアルよりも高速だったと記憶しているが、過去パラレルで
成功したことがなく(スキルの問題だが)、シリアルでしか転送したことがない。
が、今回はパラレルでやることにした。 なかなかパラレルのクロスが売っておらず
ハナっから苦労したが。(笑) 手順としては、
1. LANやCDから、ノートPCで必要なファイルをサーバーに転送する
2. システムを起動してinterlinkで接続を確立する
3. ノートPCに転送
4. OSのインストール
さて、MS-DOS6.2Vのディスクを使い起動してみるが、DOSなのでFAT16しか
認識出来ない。 ほぼ全てがFAT32なので、DOSではなくWin9xの起動ディスクを
使わないと駄目である。 ここではWin98のディスクを使った。
Win98ディスクにDOS6の interlnk.exe intersvr.exe をコピーする。 で、起動して
interlinkしてみると・・繋がってはいるものの、ドライブ容量の認識がおかしい。
interlnk.exe か intersvr.exe も2GBを越えるパーティションは認識出来ない
ようである。 仕方なくFAT16で500MB程度のパーティションを作り、そこに
ファイルを入れた。 接続してみると、今度は正常に認識出来ている。
250MB程度を転送、案外速い。 パラレルのせいか、昔よりPC性能が向上した
せいか、とにかく10baseには遠く及ばないにしても、50MB程度のやりとりなら
現役かも、と思いつつ転送終了。
このマシンにはWin95が入っていたようだが、今回はWin98を入れた。
98か98SEかで悩んだが、使い慣れた98で、まずは様子見ということで。
インストールは問題なく進んでいくが、一度だけ再起動後に固まったので、
電源を切って再起動。 本来OSを入れる前にすべきだったが、BIOSを最新と
思われるものに更新した。 さて、状況を見てみると、サウンドのESS1869が
WDMになっている。 WDMは98SEからでは?と思いつつ、NECからダウンロード
したWin98用ドライバを開いてみると、ESS1869はVxDドライバである。(笑)
メーカー推奨はVxDドライバ? それなら、ということでESSのサイトからVxDの
最新版だと思われる4.04.00.1317を拾ってきて入れる。 問題なく入ったが、
今度はMSのソフトウェアMIDI機能が消えた。 確かWDMドライバ限定だったので、
仕様で仕方がない。
疲れたので、この日はこの辺で終了。
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